特許事務所へ就職したいという友人がいます。その友人は、現在は弁理士の資格を持っていないので通常の事務職として特許事務所に入所し、事務職をこなしながら勉強して数年後に弁理士の試験を受けるのが良いのか、先に集中的に勉強をして弁理士の資格を取ってから就職した方が良いのか、どちらの方法を取るかで迷っていました。
事務職であっても特許事務所で働いた実績があれば一応勤務実績はあるわけで、「未経験」にはあたらないので、後々の転職の際に有利だと思う気持ちと、中途半端な事務職などに甘んずること無く、先に弁理士の資格を取った方が良いと思う気持ちが半ばしているらしいのです。
これは実際に誰であっても悩むところだと思います。特許事務所の雰囲気や仕事の流れを知るには1日でも早く、とりあえず事務職からでも就職した方が良いような気もしますが、弁理士の試験は司法試験などと並ぶ難関で、働きながら勉強して試験に備えるというような生半可な取り組みではなかなか成功するものでもないようです。弁理士の国家試験には1次試験から2次試験、3次試験まであります。合格するまでの平均受験回数は4回程度というのが標準で、合格者の平均年齢は35才前後あたりだということです。
さて冒頭の友人は結局年齢がまだ若いということもあって弁理士の資格を目指すことに専念するということで落ち着いたようです。やはりせっかく特許事務所に勤務するのであれば、しっかりと勉強して弁理士の資格を取っておく方が将来的にも夢が膨らみますからね。